愛とロマンな日常

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

愛とロマンな日常

私の私による私のためのブログ

僕がどんなに二十世紀梨を好きか、君は知らない

秋が訪れると食べたくなる味の代表的なものに梨があります。

夏が終わりにかかると、スーパーの店頭にはスイカや桃、メロンを押しのけて、梨が並びはじめます。

この季節の楽しみの一つですね。

不器用な私でも剥きやすい皮、切ると漂う高貴な香り、水分をたっぷり含みつつも、シャリシャリと心地良い歯応え、程よい甘みと酸味、私の中では、果物の王様と言って過言ではありません。

梨について色々と考えてみたいと思います。

二十世紀梨だけが梨ではないなんて…

関西で生まれ育ち、母方の実家が山陰地方であることもあり、小さい頃から梨といえば二十世紀でした。

それもあって、今でも梨の品種では二十世紀が一番好きです。

むしろ好き過ぎて、二十世紀以外は梨にあらず、というところでしょうか。

夫婦とも関西出身の為、ここは意見の一致するところです。

ところがですよ。関東に出てきてびっくりしました。なんとスーパーに行っても、二十世紀はほとんど売ってないじゃないですか。

なるほど、二十世紀は美味いけど、高級品だからめったに売ってないんだと、良いように解釈していましたが、違いました。

実は全国的に見ると、二十世紀はマイナーな部類だったのですね。ショック。

二十世紀梨覇道を邪魔する強敵(とも)たち

梨について調べてみました。

全国メジャーは、幸水という品種だそうで、なんとシェア4割。主に千葉県で栽培されているようです。巨人みたいな奴ですね。ケッ。

幸水の特徴は糖度の高さと果肉の柔らかさだそうです。上品な甘味は、梨の魅力の一つですから、その甘味の強さが多くの人に愛されているのでしょうね。

そしてシェア2位は、豊水という品種。なんと二十世紀は、2位でもないようです。みんな梨食ったことないの。茨城が主な産地でシェアは3割。幸水と豊水でシェア7割になるんですね。独占禁止法違反ものの暴挙です。

豊水は、糖度が高く酸味も強い濃厚な味と、果汁の多さが特徴で、形も大きめらしいです。良いとこずくめじゃん。

で、ここまでは、赤梨系という部類だそうです。確かに、スーパーに並んでいる梨は、皆赤みがかった色ですよね。初めて見たときは、スーパーが在庫をダブらせた結果、熟し過ぎて変色してしまったのかと思ったものです。

梨の帝王、二十世紀梨

では、我らが二十世紀はというと、シェアは3位で13%。たったの13%。日本にある梨の10個中8個以上は二十世紀じゃないのですね。マジか。

ちなみに、二十世紀は一般的に食べられている中では、唯一の青梨系という梨です。そう、梨といえぱ、鮮やかな黄緑色でしょ。

主な産地は、みなさんご存知の通り、鳥取県。ですが以外や以外、発祥の地を調べてみると、なんと今は幸水の著名な産地、千葉県松戸市だったのです。松戸市もそのまま二十世紀を栽培していれば良かったのに、惜しいことをしたものですね。

特徴は、美しい黄緑色、甘さと酸味のバランスが良いスッキリした味わい。果汁もたっぷりで、いやらしくない爽やかな歯応え。二十世紀は梨に求められている全ての要素が備わった、まさに梨になる為に生まれてきたような梨の中の梨なのです。

さぁ答えは簡単だ。二十世紀梨を買いに行こう!

どうですか、二十世紀梨が食べたくなってきたでしょう。皆さんのその声がスーパーのバイヤーさんの心を動かし、バイヤーさんの仕入れ増加によって、卸売り市場が盛り上がり、そしてそれが二十世紀梨の出荷増につながるのです。

その結果、スーパーの売り場に、より安価に、より頻度高く二十世紀梨が並ぶようになれば、私はそれで満足です。

私は別に梨農家でも、果物店の回し者でもありません。ただの二十世紀梨を愛する一人のファンです。

昔の偉い人も言っています。

「てめえらの梨は なに色だーーーっ!!」

 

今週のお題「秋の味覚」

広告を非表示にする